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アカネ  茜  アカネ科アカネ属

アカネ花
花冠裂片がそり返っている <撮影:2017年9月>

アカネ葉
若い個体 <撮影:2012年5月>

アカネ実
実 <撮影:2015年11月>

茜染の原料植物として有名で、染色に使うのはこの根である。染物については何も知らないのであれこれ書くつもりはないが、とにかく非常な手間と時間がかかるものらしく、実際にアカネの根を使って染物をしている所はごくわずかしかないらしい。
 根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたといわれる。してみると、この植物に充てる文字は茜よりは赤根の方がふさわしいのかもしれない。
 茎には小さな刺がたくさんついており、痛いというほどではないがザラザラと引っかかる。
 葉は4枚が輪生しているように見えるが、実際には2枚が対生し、葉と同形の托葉がこれも2枚対生している、偽輪生といわれるつき方をしている。
 花は黄白色で、小さくてかわいらしい。花冠の先は5裂し、ぴんととがっているのもあるが、写真のように反りかえるものも多い。実は熟すと黒っぽくなる。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』(監修/林弥栄 写真/平野隆久 山と渓谷社)
「三河の植物観察」(Website)
「Wikipedia」

<記事 2017年11月30日>

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