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 アワブキ 泡吹 アワブキ科アワブキ属

アワブキ花
花弁は5枚。えっ?<撮影:2015年5月>

アワブキ蕾
粟っぽい<撮影:2016年5月>

アワブキ実
 この後、赤熟する<撮影:2016年7月>

アワブキ葉
葉はかなり大きい <撮影:2012年5月>

アワブキの名は、生木を燃やすとぶくぶく泡が出るからということだ。しかし、燃やすと泡が出る木は他にもあるので、こちらはよほど盛大な泡が出るのだろうが、まだ燃やしてみたことはない。
 それより蕾の写真をご覧あれ。色といい形といい、まるで粟がくっついているようではないか。もしかしたら、こっちの粟が名前のもとなのではないだろうか(妄想)。
 花の構造はやや独特で、ただ見ていた時は3枚の花びらがあると思っていた。それにしてもそのすぐ脇にある細いものはなんだ? 雄しべにしてはおかしいし。図鑑で勉強したら、実はこれも花弁だそうである。ということで、この花の花弁は5枚なのだ。雄しべは5個だが、1〜2個が完全で、残りは退化して仮雄しべになっているという。なかなかややこしい花である。
 葉はかなり大きい。大きくなると25センチほどになるという。
<参考文献>
『日本の野生植物 木本』(佐竹・原・亘理・冨成編 平凡社)
『山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花』(写真/茂木透 解説/太田・勝山・高橋ほか 山と渓谷社)

<記事 2019年6月2日>

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