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アズマイチゲ  東一華  キンポウゲ科イチリンソウ属

アズマイチゲ
 <撮影:2017年4月>

アズマイチゲ
萼片の裏側 <撮影:2017年4月>

早春の山野をいろどる典型的な春植物。大ぶりの真っ白な花が目にまぶしいほど。日当たりの良い草地にも生えるが、やや薄暗い林の中で群生していることも少なくない。そういう場所だと余計に花の白さが際立つ。
 花びら様のものはすべて萼片で、裏側は薄いピンク色に染まる。1つの茎に1つしか花が咲かないことから「イチゲ」と名付けられた。
 花のすぐ下にある葉(茎葉)は、3枚が輪生し、それぞれがまた3つに分かれる。小葉の形は変化がある。
 茎や花柄の毛が多いものをオクノアズマイチゲと呼ぶ人もいるようだが、毛の多少ははっきり線引きできないようで、あえて区別しないという考え方の方が強いようだ。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花』(写真/平野隆久 編・解説/畔上能力 山と渓谷社)
『日本の野生植物 草本U』(佐竹・大井・北村・亘理・冨成編 平凡社)

<記事 2018年3月10日>

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