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 エイザンスミレ    叡山菫   スミレ科スミレ属

エイザンスミレ
標準的なタイプ <撮影:2014年4月>

黄色味がかったタイプ
黄色味がかったタイプ <撮影:2013年4月>

ピンクのタイプ
ピンクのタイプ <撮影:2012年5月>

とんがりタイプ
とんがりタイプ <撮影:2012年41月>

ぽっちゃりタイプ
ぽっちゃりタイプ <撮影:2013年4月>

唇弁ちいさい
白花に近く唇弁も小さい <撮影:2013年4月>

唇弁べろ〜ん
唇弁べろ〜ん <撮影:2015年4月>

ベニバナエイザンスミレ
ベニバナエイザンスミレと名がつきます <撮影:2014年5月>

<このページには8枚の写真があります。ぜひ一番下までご覧ください>

エイザンスミレ七変化

スミレのことをまだほとんど知らなかった頃、エイザンスミレというのは、その名のごとく比叡山のような山深いところに分け入らなければ見ることもできないような、ちょっと神聖なスミレのように勝手に思い込んでいた。
 しかし、里山の達人であるH氏や山の師匠N氏(故人)の導きでエイザンスミレを教えてもらい、植物観察の師匠であるK氏のスミレ探索に同行させてもらう中で、実は、ちょっとした里山にも、随分あることがわかって拍子抜けしたことをいまでも思い出す。
 だからといって、このスミレの価値が減ずるわけではない。
 一言でいえば、どこからみてもじつに美しい。そして変化に富んでいる。今回、他のページではありえないほどたくさんの写真を添えたのも、これをご覧になっている方にその変化(へんげ)の怪しいまでの素晴らしさを知ってほしかったからである。
 あまりの変化のすごさに、初心者レベルの私など時々だまされて、植物観察の大師匠(おおししょう)であるM氏に「これはもしかして、新しい雑種ではないでしょうか」などとあわててメールを送り、「エイザンスミレの変異の内ですね」とぴしゃりとやられてしまい、赤っ恥をかいているのである。
 そういうスミレだけに、毎年春になると、同じ場所でも違う雰囲気の花が見られるので、そのたび写真を撮っているから、取捨選択して残したデータでもすでに500枚近くになっている。それでも、今年もまた見に行きたくてうずうずしているのだ。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし 山と渓谷社)
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2016年3月23日>

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