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フデリンドウ・トキイロフデリンドウ 筆竜胆・鴇色筆竜胆 リンドウ科リンドウ属

フデリンドウ
小さな花 <撮影:2016年4月>

フデリンドウ
密集すると見ごたえがある <撮影:2013年4月>

トキイロフデリンドウ
なんとも魅惑的な色だ <撮影:2016年5月>

精一杯花冠を広げても直径が1センチになるかならないかというほどの小さな花である。それでも、秋のリンドウが開いているのか開いていないのか分からないようなぼんやりとした花姿であるのに比べれば、あけっぴろげで潔い姿は好ましい。
 小さいことは小さいのだが、鮮烈な青はけっこう目に入る。この花とは、10年ほど前にN氏(故人)に山に連れて行ってもらった頃から、たくさんの出会いを重ねてきた。最初の頃は、フデリンドウとハルリンドウの区別もつかなかったのだが、タテヤマリンドウ以外のハルリンドウは見たことがなく、山での出会いはもっぱらフデリンドウである。
 根生葉の違いが、フデとハルの決め手になる。あるにはあるが、小型でロゼット状(バラの花びらのような姿)にならないのがフデリンドウで、大型でロゼット状に広がっているのがハルリンドウである。

 つい最近、植物観察の大師匠(おおししょう)のM氏と、師匠のK氏に教えていただいてトキイロフデリンドウと出会うことができた。普通のフデリンドウの青い色ももちろんきれいだが、こちらは惑乱しそうな美しさである。フデリンドウの品種に位置付けられている。
 さらにシロバナフデリンドウというものもあるようなので、いずれ出会うことが出来たら、このページに追加したい。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花』(写真/平野隆久 編・解説/畔上能力 山と渓谷社)
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2016年5月14日>

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