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ハウチワカエデ  羽団扇楓  ムクロジ科カエデ属

ハウチワカエデ紅葉
ほれぼれするほど鮮やか <撮影:2009年10月>

ハウチワカエデ花
花 <撮影:2010年5月>

ハウチワカエデ実
若い実 <撮影:2015年7月>

天狗の団扇にするにはちょっと小さすぎるが、形から連想する名前としてはそのものズバリで、これ以上言うことは何もないほど。別名メイゲツカエデ。
 姿がよく似ているコハウチワカエデ、オオイタヤメイゲツとは、葉柄の長さと(葉柄の)毛の有無でほぼ判別できる。ハウチワ〜は葉柄の長さが葉身の1/2〜1/4(つまりかなり短い)で毛は少ないか無毛、コハ〜は長さが葉身と同じか2/3で(つまりかなり長い)有毛、オオイタヤ〜は葉柄の長さはコハ〜と同じだが、無毛というわけ。
 なお、ヒナウチワカエデも姿は似ているが、葉の直径がハウチワ〜の半分程度と小さく、切れ込みの最深部に丸い隙間があるので、区別がしやすい。
 春には毛だらけの若い葉がぼたっという感じで枝につき、そこに大きな紅い花がまとまって垂れさがる。葉が大きいだけに、秋の紅葉は一段と見事である。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花』(写真/茂木透 解説/太田・勝山・高橋ほか 山と渓谷社)
『カエデ識別ハンドブック』(猪狩貴史 文一総合出版)

<記事 2017年12月12日>

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