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 カキドオシ 垣通し シソ科カキドオシ属

カキドオシウ花
  <撮影:2012年4月>

カキドオシ花
下唇が突き出す<撮影:2017年3月>

イチヤクソウ蕾
葉裏も毛がびっしり <撮影:2018年3月>

春になると里山の至る所で咲いている。薄紫の花は、遠目にはスミレの花にも似ているが、期待して近づくとその形の違いは歴然としており、何だ、とがっかりする。これって、考えてみれば、カキドオシに対してずいぶんと無礼なふるまいではある。
 花は花弁が上下に分かれている唇形花。下唇には濃い紫色の斑紋があり、ぐいっと突き出している。植物体全体に毛が多い。
 花のあと茎がつる状になり、垣根を通り抜けてのびることからこの名がついたという。繁殖力が旺盛で、群れで咲いていることが多い。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』(監修/林弥栄 写真/平野隆久 山と渓谷社)
<記事 2019年3月10日>

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