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 カラスノエンドウ 烏の豌豆 マメ科ソラマメ属

カラスノエンドウ花
さわやかな赤紫  <撮影:2018年4月>

カラスノエンドウ白花
ときに白花も<撮影:2015年4月>

カラスノエンドウ巻ひげ
がっちりつかむ <撮影:2018年4月>

カラスノエンドウ実
真っ黒い実 <撮影:2012年5月>

本種の和名の由来には2説あるそうだ。@(ノミより大きいのがスズメ、それより大きいのがカラスという具合に)大きさを例えてカラスといった。A本種の実がやがて真っ黒になることから。
 下記の『野草の名前』の著者は@をとりたいと言い、『野に咲く花』の著者はAを採用している。
 おそらく文献的な根拠などはないのだろうから、言ってみればどっちでもいいのだが、一番下の写真のようにちょっとドッキリするような真っ黒い実を見せられると、ついふらふらとAに傾いてしまう私である。
 花は典型的な蝶形花だが、赤紫がさわやかな印象で、なかなか魅力的な野草だ。
 巻ひげの前にボールペンを置くと、20分ほどでくるっと巻きつくという(植物学者・多田多恵子氏の講演より)。
 葉の先端がへこんでいるため、ヤハズソウという別名がついた。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』(監修/林弥栄 写真/平野隆久 山と渓谷社)
『野草の名前 春』(文庫版)(高橋勝雄著 山と渓谷社)
<記事 2019年3月18日>

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