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 カテンソウ 花点草 イラクサ科カテンソウ属

カテンソウ白花
花被片が緑白色の「白花」<撮影:2016年4月>

カテンソウ花
花被片は紅色<撮影:2015年4月>

カテンソウ花
   <撮影:2019年3月>

カテンソウ雌花
葉柄の脇にかたまっている雌花 <撮影:2012年5月>

 イラクサ科だけれど、刺毛はないので近づいてもひどいことにはならない。
 花が展開する前は、なんだか小さな塊がプツプツとあるだけなので、花なのか虫こぶなのかよくわからなくて、やや奇妙な感じを抱く。
 雄花は展開すると、花被片よりずっと長い5本の雄しべを、星のようにのびのびと伸ばす。最初にこれを見た時には、思いがけない美しい姿を見せつけられてしばらく見入ってしまった。風媒花なので、葯が割れると花粉が飛び出していく(雄しべが伸びる過程で葯が割れていくようだ)。もしかしたらカテンソウ花粉症の人もいるのかもしれない。花被片は紅色のものと緑白色のものがある。
 雌花は、雄花の下、葉の脇にこじんまりとまとまってついており、いわゆる花らしい姿ではない。

<参考文献>
『日本の野生植物 草本』(佐竹・大井・北村・亘理・冨成編 平凡社)

<記事 2019年4月6日>

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