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ケオトメスミレ  毛乙女菫  スミレ科スミレ属

ケオトメスミレ
花はオトメスミレと区別がつかない <撮影:2012年5月>

ケオトメスミレ
花柄が有毛 <撮影:2013年5月>

ケオトメスミレ
距は淡紫色が残る <撮影:2012年5月>

タチツボスミレの品種にオトメスミレがあるが、こちらのケオトメスミレも同様にタチツボスミレの品種に位置付けられている。
 オトメスミレは、タチツボスミレの仲間の中で、花弁は白く、距に青紫色が残り、花柄は無毛という3つの要素にあてはまるスミレのことをいうのだが、よく似た白花でありながら、なかには花柄に毛があるものがある。それをケオトメスミレと称する。
 人によっては「そんなわずかな違い、タチツボスミレの変異の内に含めてもいいんじゃないの」と言うだろうなと思わないでもないが、そこはこだわりのスミレ愛好家たち、わずかな違いであってもかっちり区別をするのだ。
 ということで、オトメスミレの学名はViola grypoceras f. purpurellocalcarataであり、ケオトメスミレの学名はViola grypoceras f. hemileuca 。品種(学名ではf.)レベルで異なる名前がちゃんと付けられているのである。

<参考文献>
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2018年1月30日>

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