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キブシ   木五倍子    キブシ科キブシ属

キブシの紅葉
キブシの紅葉と花芽 <撮影:2013年10月>

キブシ雄花
雄花 <撮影:2014年4月>

キブシ雌花
雌花 <撮影:2014年4月>

ケキブシの葉実
ケキブシの果実 <撮影:2015年9月>

下を向いて咲く丸くて黄色い花は、小さくてかわいらしい。
 春先、木々の葉も芽吹いていないときに鎖のように垂れ下がって咲くので、かなり目立つ。車で山道を走っていると、それこそどこでも目につくというくらい個体数は多い。
 ところが、葉の形にはこれといった特徴がないので、まわりの緑が濃くなると、どこにあるのか探し当てるのがむずかしいほど存在感がなくなる。
 そして秋。今度は見事に紅葉して、またもや存在感をアピールする。
 葉の脇に垂れ下がっているものは、最初、花か果実のなれの果てかと思ったのだが、とんだ勘違い。これは花芽であり、もうすでに来春の準備がしっかりと始まっているのだ。
 雌雄異株なので、雄株には雄花が、雌株には雌花がつく。

県内にはケキブシも

一番下の実がついている写真はケキブシ。キブシの品種(または変種)に位置付けられている。葉の裏の脈上などに毛が密生する。県内でも雪の深い地域で見られる。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花』(写真/茂木透 解説/太田・勝山・高橋ほか 山と渓谷社)

<記事 2015年10月24日>

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