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 キクザキイチゲ 菊咲一華 キンポウゲ科イチリンソウ属

キクザキイチゲ花
  <撮影:2018年6月>

キクザキイチゲ花
  <撮影:2018年4月>

キクザキイチゲ花
総苞葉の柄にご注目 <撮影:2017年5月>

別名キクザキイチリンソウ。群馬県では積雪量の多い北部に自生している。我が家から車で2時間以上かかるので、なかなかお目にかかれない。
 雪が解け始めて地面が少し温まってくる頃、雑木林のなかに群落をつくって咲いていることが多い。花は大きくて華やかだ。図鑑によればいろいろな色があるらしいが、私が見ているのは白ばかりだ。花の雰囲気がキクに似ているというのが名前の由来。
 スプリング・エフェメラルの一つで、花が咲いた後は急いで実を結び、林の木々が新緑に包まれるころには地上部は消え失せてしまう。
 イチリンソウとやや似ているが、本種は萼片(花弁に見える)は8枚以上と多く(イチリンソウは5〜6枚)、総苞葉の葉柄が広がるところなどに違いがある。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花』(写真/平野隆久 編・解説/畔上能力 山と渓谷社)
『神奈川県植物誌2018』(神奈川県植物誌調査会)

<記事 2019年2月27日>

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