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コスミレ    小菫   スミレ科スミレ属

コスミレ
淡い青紫色<撮影:2013年3月>

コスミレ面
濃い青紫色 <撮影:2013年4月>

コスミレ面
白花にかなり近い <撮影:2013年4月>

コスミレは我が家の庭にも咲いている。3年前に、時々立ち寄らせてもらう知人の家の植木鉢に咲いていたものをいただいてきた。そのときは、知人も私も、これが何というスミレなのか知らなかった。「いつの間にか、生えてきたんだよ」とその知人は言った。
 我が家の庭といえば、草だらけでおそらくご近所からはひんしゅくを買っていると思うが、そこに適当に植えただけにもかかわらず、翌年も、その翌年も花を咲かせてくれた。ただ、これを書いている今は、まだ葉が出てこないので、やきもきしている。

大きくても小菫とは

長三角形から卵形まで形には幅があるが、表面が何となく粉をふいたように白っぽくなる葉が特徴的である。
 花弁の基部がゆったりと開いており、そこからカマキリの頭のような形の柱頭(雌しべの先)と、それを包み込むオレンジ色をした雄しべの付属体がよく見える。距は太めでぽってりしている。
 漢字では小菫と書くようだが、大きさは特に小さいわけではない。それどころか、株全体のボリュームも、花の大きさもスミレの仲間の中では大きい方である。なので、私としては葉の印象からも「粉菫」とした方がしっくりいくような気がしている。


<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし 山と渓谷社)

<記事 2015年3月23日>

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