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 クワガタソウ 鍬形草 オオバコ科クワガタソウ属

クワガタソウ
 <撮影:2013年5月>

クワガタソウ
赤味の強い花弁 <撮影:2016年5月>

クワガタソウ果実
台形が果実、手前に2本立っているのが萼
 <撮影:2015年7月>


低山歩きがメインになっている私にとって、どこにいっても行き会う友達のような花だ。
 花は同じ科のイヌノフグリなどにも似て、触ればまるごとぽろっと落ちる合弁花。その振る舞いがなんともかわいらしい花である。
 「鍬形」とは、果実の形が兜の鍬形に似ている所から来たと言われている。しかし、兜の鍬形と言えば、鹿の角のように大きく上に伸びている、無駄に派手派手なやつで、この写真の果実とはだいぶかけ離れている。ものの本を見ると、どうやら果実を包む萼がもっと伸びて鍬形のようになるらしいのだが、この個体は育ちが悪くてこんな状態なのだろうか。
 この写真の果実の場合、似ていると言えば、むしろスターウォーズのダースベイダ―のかぶりものの方がよっぽど似ている。でも、この花の名前が付いたときにはスターウォーズのスの字も存在していなかったのだから、今それを言っても無理というものか。
 花弁の色は白っぽいものや赤味の強いものがある。

<参考文献>
『野草の名前 春』(文庫版)(高橋勝雄著 山と渓谷社)

<記事 2018年6月25日>

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