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メハジキ  目弾き  シソ科メハジキ属

ヘクソカズラ
大きな口をあけているよう… <撮影:2016年10月>

ヘクソカズラ
すらっとした植物 <撮影:2015年9月>

まずは、名前の由来が気になる植物である。
 手近の図鑑によれば、「子どもが短く切った茎をまぶたにはさんで目をひらかせて遊んだからという」とある。はっきりいって、なにそれ?という感じではある。少なくとも私の幼少のころの記憶では、こうした行為をしたことはまったくないと断言できる。いつの時代の、どういう地方の、どんな子どもたちが、この植物を使って、あえてそんな遊びをしたのだろうか。ご存じの方にぜひ教えていただきたいものだ。よろしくお願いいたします。

 最初に出会ったのは、ある山地の道路脇。植物観察の師匠であるK氏に教えられたものだ。その後、一人で山の中にあるお寺を尋ねたとき、車を止めたすぐそばに美しい紅紫色の花がきりっと立っていたので、ああ、ここにもと感動してしまった。

 四角柱の茎がすっくと伸び、その途中にある葉の脇から出た唇形花が茎をぐるりとめぐる。いかにもシソ科らしい植物である。花をアップすると、大口を開けたカバのようにも見えてなかなかおもしろい。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』(監修/林弥栄 写真/平野隆久 山と渓谷社)

<記事 2017年2月26日>

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