柊老人のほろ酔い人生 > 植物との出会いの部屋 > ノビル

HOME | 植物の部屋

ノビル    野蒜   ヒガンバナ科(←ユリ科)ネギ属

ノビルの花
<撮影:2013年6月>

珠芽(むかご)
茶色の玉のようなものが珠芽 <撮影:2013年6月>

ノビル
見るだけでつばゴックン <撮影:2015年4月>

鑑賞するより食べるもの?

季節になると野原や土手など様々なところに細長い葉を出す。なぜか我が家の庭にもたくさん出てくる。
 まだ花のつかない4月に、葉を引くと土の中から鮮烈な白い鱗茎が現れる。これがなかなかの美味なのである。
 我が家は、味噌をつけて生で食べたり、さっと湯がいて刻み、酢味噌和えや梅和えにしたりする。最高の酒のつまみである。
 そんな具合に花も咲かないうちに食べてしまうものだから、案外、どんな花が咲いているのかも知らない人が多い。

雄しべ雌しべが我先にと伸びあがる

ユリ科の特徴である6枚の花被片を持っている。上の写真は開き始めたところであるが、これよりもっと平開する。雄しべも雌しべも花びらより長く、なんとしても虫たちを引き寄せようと飛び出さんばかりに突っ張っている。
 花にならずに珠芽(むかご)になるものも少なくない。


<参考文献>
『日本の野生植物 草本T』(佐竹・大井・北村・亘理・冨成編 平凡社)

<記事 2015年6月18日>

#