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オオバキスミレ  大葉黄菫  スミレ科スミレ属

オオバキスミレ
    <撮影:2014年6月>

オオバキスミレ
撮影地:新潟県 <撮影:2012年5月>

オオバキスミレ距
子房が膨らんでいる(左) <撮影:2015年6月>

黄色い花をつけるスミレは、なぜか寒冷地・積雪地帯に多い。オオバキスミレも例外ではないので、群馬県ではごく限られた場所でしか見ることができない。
 それゆえ、スミレ観察を始めたころの私には、これは幻のスミレだったのだが、あるとき新潟県に遊びに行ったら、何と、あっちにもこっちにもこのスミレがあるではないか。ある山では法面を覆い尽くすように咲き乱れている所もあった。この地方では、めずらしくもなんともないのだ。それでも、これが最初の出会いだから大感激で、写真もたくさん撮ってきた。
その後、尾瀬にもあることを知った。このスミレも一つの目当てに、毎年のように出かけている。このスミレが開花する頃の尾瀬は、ミヤマスミレ、スミレサイシンなども同時に開花するし、スミレ以外のたくさんの花も競い合って咲く、とても楽しい季節だ。

 たいていやや細長い卵形の葉を3方に展開し、その上に黄色い花をつける。唇弁の紫色のすじがアクセントになっている。距はごく小さい。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし 山と渓谷社)
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2018年1月22日>

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