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オオバタチツボスミレ  大葉立坪菫  スミレ科スミレ属

オオバタチツボスミレ
全ての花弁に紫条がある <撮影:2012年6月>

オオバタチツボスミレ
なかなか強烈な印象 <撮影:2012年6月>

オオバタチツボスミレ
こういうすっきりした花もある <撮影:2012年6月>

オオタチツボスミレと間違いやすいが、こちらは「オオバ」タチツボスミレで、花姿もだいぶ違う。
 図鑑によれば、北海道では珍しくないようだが、本州では中部以北に点在する程度だという。私はこれまで尾瀬以外では見たことがないので、なかなかの貴重種といえるようだ。群馬県のレッドリストでは絶滅危惧U類に位置付けられている。
 他のスミレと比べると背が高く、草丈はおよそ20〜30pになる。花の色も全体が紫色で、そこに濃い紫条がはいっている(それも5弁全部)。ということで、なかなかのインパクトがある。もちろん色は変化があり、ずっと白っぽくてやさしい感じのものもあるが、それでも印象は強い。
 距はごく短くて、ずんぐりとしている。
 最初にこの花を見たとき、夢中で写真を撮り、おもむろに木道を歩きだしたら大きな蛇が目の前を横切って行ったので、以後、このスミレのあるところに近づくのはちょっと緊張する私である。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし 山と渓谷社)
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2018年1月22日>

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