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ソバナ   岨菜   キキョウ科ツリガネニンジン属

ソバナ
<撮影:2014年8月>

汗をびっしょりかきながら山道を歩いていて、この花に出会った。
 青紫の淡い花の色を見つめていると、それだけで汗が引いてきそうな、なんともいえないさわやかさ(実際には、汗が引くことはなかったが)。
 逆光を利用して撮影したら、まるで花冠の中に光源があるように見えるのも面白い。
 雌しべがつんと突き出て、先が3つに割れているところを見ると、すでに自分の花粉を虫に渡し終えて、他の花の花粉が運ばれてくるのを待っているところかもしれない。
 ツリガネニンジンやヒメシャジンなどと区別がつきにくいという人もあるが、葉が互生(ツリガネニンジンはだいたい輪生)であることや、萼が披針形(ツリガネニンジンやヒメシャジンは線形)であることなどに着目すれば、区別は容易だ。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花』(写真/永田芳男、解説/畔上能力 山と渓谷社)
『日本の野生植物 草本3』(佐竹義輔 平凡社)
<記事 2014年8月19日>

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