柊老人のほろ酔い人生 > 植物との出会いの部屋 > ソシンロウバイ

HOME | 植物の部屋 | 料理と食 | 随想・迷想

ソシンロウバイ   素心蝋梅   ロウバイ科ロウバイ属

ソシンロウバイ
まさに蝋細工<撮影:2012年1月> ソシンロウバイ
逆光でランプのよう<撮影:2008年1月> ソシンロウバイ
風景写真としても面白い<撮影:2008年1月>

追っかけをしてました

花の少ない冬の時期は、花の写真が撮りたい私にとっては、なんとも物足りない季節である。その季節の貴重な花の一つがロウバイだ。
 花姿がほんわりとした暖かさを感じさせ、甘い香りも寒さを忘れさせてくれる。何十本とまとめて植えられているところでは、あたりの空気まで柔らかい黄色味を帯びているようだ。
 一時は、ロウバイが咲いていると聞けば、西に東に、公園や植物園、山里などを訪ねて回ったものである。さすがに最近は飽きが来て、開花を追いかけるようなことはやめているが、目につけばついカメラを向けてしまう。
 それにしても、咲いている中の多くのものが、花芯まで黄色いソシンロウバイであり、中心部が赤紫色のロウバイはめっきり少なくなった。

梅とあるがウメではない

花弁が半透明の蝋細工のような色と形をしていることから?梅と名付けられたといい、また、12月の別名である臘月(ろうげつ)から咲くからともいわれる。名づけられた頃の12月とはもちろん旧暦でのことだが、最近は温暖化のせいか、新暦の12月でもちらほらと咲きだしている。
 「梅」の文字が入っているが、バラ科のウメとは関係ない。新しい分類体系であるAPGVではロウバイ科はクスノキ目に属し、梅のバラ科はバラ目に属すというように、近縁種でもない。

<参考文献>
『山渓カラーガイド 花木1』(加藤要・中村恒雄/山と渓谷社)
<記事 2014年1月4日>

#