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 タデスミレ    蓼菫   スミレ科スミレ属

タデスミレ
 <撮影:2015年5月>

タデスミレ
 <撮影:2015年5月>

タデスミレ
 <撮影:2015年5月>

植物観察の大師匠(おおししょう)であるM氏に教えていただいたスミレだ。
 自生地はきわめて限られているという。本当は、せっかく咲いているのだから、たくさんのスミレ好きの人々に見てもらうことがスミレにとっても(多分)幸福だろうと思うが、世の中それだけでは通らない。これまで、どれだけの貴重なスミレが心ない「愛好家」によって持ち去られ、絶滅してしまったか。
 それだけにこのスミレにも、なんとかこの場所で生き続け、さらに子孫を増やしてほしいものと願わずにはいられない。

 葉がタデに似ている所からこの名がつけられたという。たしかに、花のない時期ではよほどスミレに通じた人以外は、これをスミレとみることができないのではないだろうか。
 きりりとした立ち姿の清楚な白花。本当はいつまでも見続けていたかったのだが、人声が近づいてきたので、そうそうに引き上げることにした。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(写真・解説/いがりまさし 山と渓谷社)
「上州花狂いの植物散歩」(Website)

<記事 2016年4月2日>

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