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トキリマメ  吐切豆  マメ科タンキリマメ属

トキリマメ花
 <撮影:2012年8月>

トキリマメ実
裂開前の実 <撮影:2017年10月>

トキリマメ実
裂開後の実 <撮影:2017年11月>

トキリマメ葉
先がすっととがる <撮影:2012年8月>

タンキリマメとよく似ているが、葉の形が微妙に違う。小葉の先が細くなって尖るのがトキリマメ(タンキリマメの小葉の先は丸っこい)。タンキリマメの名前は痰にかかわる何らかの薬効があるのではと推測できるが、同じ仲間のトキリマメはなんだろうか。ある図鑑では吐切豆という漢字をあてているから、吐き気を止める薬効があるのかもしれないが、別の図鑑では「語源は不明」とある。そうなると、吐切豆という漢字を当てることはあまり適切ではないのかもしれない。
 花は黄色で、ラッパのように長く、旗弁と呼ばれる三角形の花弁(1枚)、2枚の翼弁、1枚の竜骨弁(舟弁)の5枚の花弁をもつが、大きな葉の下に咲くので、あまり目立たない。
 果実の姿も独特で、見ていて飽きない。紅いさやの中には楕円形をした黒く光沢のある種子が入っており、さやが裂開したあともしばらく縁にぶら下がっている。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花』(監修/林弥栄 写真/平野隆久 山と渓谷社)
『野草図鑑@ つる植物の巻』(長田武正著 保育社)
「Wikipedia」

<記事 2017年12月9日>

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