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ウリハダカエデ  瓜肌楓  ムクロジ科カエデ属

ウリハダカエデ雄花
 <撮影:2016年5月>

ウリハダカエデ実
果実 <撮影:2013年7月>

ウリハダカエデ紅葉
個体によっては黄葉するものも <撮影:2012年10月>

ウリハダカエデ冬芽
冬芽 <撮影:2017年11月>

ウリハダカエデをはじめ、色々な名のつくカエデたちは、かつてはカエデ科カエデ属として分類されていたが、APG分類体系でムクロジ科に含まれることになった。ムクロジ属のムクロジとカエデ属の木々を見比べてみても、なぜこれが同じ科に属するのか俄かには得心がいかないのだが、DNA解析によるこの分類がいまや主流になってきているので、そういうものとして納得するしかない。

 カエデの基本種は27種とされているが、亜種・変種などを入れると数十種にのぼるようで、同定に悩むものも少なくない。そのなかでウリハダカエデは、樹皮に特徴があるので比較的わかりやすい種と言える。それでも、よく似たホソエカエデ、やや似たウリカエデというものもあるので、油断はできない。
 ウリハダカエデもウリカエデも、若木の樹皮がマクワウリの果皮に似ていることによる。名前に「ウリ」がつかないホソエカエデも樹皮はよく似ている。
 花は大きな花弁を持ち、それが平開する。長い花序柄にいくつもの花が並んでつくので、なかなか見ごたえがある。  秋になると綺麗な紅葉を見せてくれるが、個体によっては黄葉するものもある。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花』(写真/茂木透 解説/太田・勝山・高橋ほか 山と渓谷社)

<記事 2017年12月5日>

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