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 ヤブレガサ    破れ傘   キク科ヤブレガサ属

ヤブレガサの芽出し
妖怪の子供? <撮影:2015年3月>

ヤブレガサの芽出し
まさに破れた傘 <撮影:2013年3月>

ヤブレガサの葉
こんなに大きな葉になる <撮影:2012年5月>

ヤブレガサの花
花 <撮影:2012年7月>

<写真は4枚あります>
 春。まるで幽霊の子供のような姿をしたものが、土の中から頭をもたげてくる、長く柔らかな毛をまとって。
 やがて少し大きくなると、すぼまっていた傘のようなものが割れて広がろうとしてくる。ヤブレガサという名は、ちょうどこの時期の姿をとらえた、そのものずばりのような名である。
 この時期のヤブレガサは食べられる。ネット上には実際に食べた人の体験がいくつも出ている。あくは強いようだが、春菊のような味がしてなかなかおいしいという。いずれ試してみたい。

 葉はさらにずんずん大きくなり、すっかり平らになる。厚みも増して最初のやわやわとした姿が想像できないようなたくましい形になる。
 脇から花茎もたってきて、伸びた茎の先にいくつも花がつく。キク科の特徴的な筒状花で、雌しべがくるりんと巻くのがなんともかわいらしい。

<参考文献>
『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花』(写真/平野隆久 編・解説/畔上能力 山と渓谷社)

<記事 2016年3月17日>

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